任期満了に伴う三好市議選(定数22)は4月1日の告示まで1週間に迫った。現職20人、元職1人、新人5人の計26人が出馬の意思を固めており、ほかに立候補を検討する動きもある。定数を5人超過した2014年の前回並みの激しい選挙戦が予想され、各陣営による前哨戦は活発化している。
立候補予定者の党派別の内訳は公明1人で、残りの25人は無所属。共産の現職1人が引退するため、06年の市発足以来初めて共産からの立候補者がいなくなる見込み。
地区別では、有権者が最も多い池田町(昨年12月1日時点の有権者数1万1183人)は9人が出馬を予定。天羽強(63、元池田町職員)伊丹征治(76、解体工事会社員)木下善之(65、介護タクシー業)竹内義了(51、農業)西内浩真(45、元学校職員)平岡進治(68、元旅行会社員)三木和弘(70、造園業)の現職7氏と、元職の高井マサ代氏(71、薬剤師)、新人の田村俊哉氏(52、飲食業)が立つ。
最激戦となりそうなのが三野町(3876人)。大浦忠司(66、林業)多田敬(71、飲食業)千葉清春(64、農業)中耕司(60、建設会社員)の現職4氏と、新人の鳴石晃(65、林業)村中将治(38、建設会社役員)の2氏がしのぎを削る。
山城町(3414人)は、柿岡敏弘(60、家電販売業)並岡和久(63、自動車学校顧問)平田政廣(65、農業)山子凱雄(ときお)(77、農林業)の現職4氏が再選を目指す。
井川町(3219人)は、現職の近藤良仁(70、元井川町職員)立川一広(69、石油販売業)の2氏と、新人の大柿兼司氏(69、元井川町職員)が準備を進めている。
東祖谷(1228人)からは、現職の西谷清(73、旅館業)吉田和男(70、旅館業)の2氏と、新人の高橋玉美氏(61、保健師)が名乗りを上げる。
西祖谷(1006人)は現職の古井孝司氏(69、政党役員)が予定している。
立候補の届け出は、4月1日午前8時30分から午後5時まで同市池田町シンマチの市保健センター2階で受け付ける。8日に投開票される。
3月1日時点の有権者は2万3868人(男1万1073人、女1万2795人)。