お披露目された3台のDMV=海陽町の阿波海南文化村

 阿佐東線(海陽町|高知県東洋町)を運営する阿佐海岸鉄道が2020年度の運行を目指している「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の完成披露イベントが5日、海陽町四方原の阿波海南文化村などで開かれた。

 3月に披露した青色の第1号車両と共に、8月に完成した緑色の第2号車両、赤色の第3号車両の3台が登場。海部高校郷土芸能部が、道路と鉄道の車輪を切り替える「モードチェンジ」の際に流れるBGMの太鼓ばやしを披露した。

 海部高生による書道パフォーマンスのほか、餅投げもあった。3台は文化村を出発した後、高知県東洋町の海の駅へ向かった。

 初めてDMVを見た日和佐小5年の藤中健一君(11)は「かっこよかった。運行が始まったら乗りたい」と話した。

 文化村の式典には関係者や住民ら約400人が出席。飯泉嘉門知事が「多くの人の平時や災害時の足や観光資源として活用していきたい」とあいさつした。

 DMVは線路、道路の双方を走る車両で、本格運行は世界初となる。