徳島市消防局は7日、部下の消防士にパワーハラスメントを繰り返したとして、40代の男性消防司令(課長補佐級)を同日付で減給と降格の懲戒処分にしたと発表した。

 市消防局によると、消防司令は4~7月下旬、30代男性消防士に「なめとんか」「あほ」などと暴言を繰り返した。8月中旬には、別の30代男性消防士が当日の業務スケジュールを報告した際に「誰に口利いとんな」などと暴言を吐いた上、胸ぐらをつかんで突き飛ばしたという。消防士にけがはなかった。2人の意向で刑事告訴はしない。

 2人とは別の消防士が被害を訴えて問題が発覚。消防局が聞き取り調査を行い、8月1日に消防司令に口頭注意したものの、再び暴言などを繰り返したため処分した。

 消防司令は半年間の減給(10分の1)に加えて消防司令補に降格。管理監督責任として、消防局次長を文書訓告、東消防署副署長を口頭注意とした。

 小池和成消防長は「市民の信頼を損ない深くおわびする。風通しの良い職場づくりなど再発防止に取り組みたい」とのコメントを出した。