徳島県などでつくるアニメ映画祭実行委員会は、徳島市で12~14日に開く「国際アニメ映画祭」で、7月に放火殺人事件の被害に遭ったアニメ制作会社「京都アニメーション」(京都府宇治市)の作品を上映する。京アニ作品の魅力を改めて実感してもらうとともに、被害者や遺族の支援などに充てる寄付金を募る。

 上映作品は、2016年に全国上映されたアニメ映画「聲の形」(山田尚子監督)。耳の不自由な少女と主人公の少年との交流を描いた物語で、事件で命を落とした人も製作に携わった。文化の森総合公園の県立21世紀館多目的活動室で1日1回、上映する。上映時間は12、13両日が午後6時半~8時40分、14日は午後2時半~4時40分。入場無料。定員は100人程度。

 寄付金は被害者義援金として、専用口座を開設している京都府に届ける。

 映画祭は、徳島市で開かれているアニメの祭典「マチ★アソビ」(アニメまつり実行委主催)の関連イベント。

 実行委事務局の県にぎわいづくり課は「委員から京都アニメーションを支援したいとの声があり、作品の上映と寄付金の募集を決めた。多くの人に足を運んでもらいたい」としている。