似顔絵作りに挑む警察官=県警本部

 犯人逮捕の手掛かりになる似顔絵を作る捜査官を育てる講習会が県警本部であり、各署の若手警察官ら33人が参加した。

 似顔絵捜査官として活躍する県警鑑識課の岡田吉裕警部補(45)が「似顔絵は、人相や着衣の特徴がつかみやすく、写真より情報が寄せられやすい」と説明。「輪郭や髪形が重要」「特徴を強調して描く」などのポイントを挙げた。

 参加者は、犯人に見立てた男の写真を目撃者役が約5分観察。もう1人に髪形や輪郭などの特徴を伝えて似顔絵作りに挑んだ。三好署刑事課の佐藤寛基巡査長(26)は「練習して似顔絵捜査官を目指したい」と話した。

 鑑識課によると、2009年に67件だった似顔絵の作成件数は刑法犯の減少に伴い、18年は20件に減った。今年は8月末時点で19件20枚を作り、窃盗と県迷惑行為防止条例違反の2件で摘発につながった。