徳島県は9日、県内で今年2例目となる風疹患者が発生したと発表した。感染が確認されたのは県内在住の30代男性。全国で患者の発生が続いているため、県が注意を呼び掛けている。

 県感染症・疾病対策室によると、男性は9月25日から発熱や体のだるさの症状があり、10月1日に医療機関を受診。症状が続いていたため、3日に医療機関で風疹抗体検査を受けたところ、8日に感染が判明した。現在は回復しており、家族への感染も確認されていない。

 風疹は感染すると2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出る。妊娠初期の妊婦が感染すると、生まれた赤ちゃんが先天性心疾患や難聴、白内障などを患う先天性風しん症候群になる恐れが高まる。同室は「風疹が疑われる症状が現れた場合、事前に医療機関に連絡してから受診してほしい」としている。

 2018年は全国で2917人の感染報告(県内3人)があった。今年は9月29日時点で2210人に上っている。