徳島市一宮町西丁の無職名倉好勇さん(78)が畑で育てているサトイモに花が咲いた。

 30株のうち6株に、長さ20センチほどの黄色い花が10輪ほど咲いた。県立博物館の茨木靖学芸員によると、サトイモは南方系の植物で「九州以北で開花するのは珍しい」としている。

 70年前から農業に携わってきた名倉さんも、花を見るのは初めてという。「驚いた。何か良いことが起きるかもしれない」と喜んでいる。