そごう徳島店の閉店が発表された10日、同店が入居するアミコビルを管理する徳島市の第三セクター・徳島都市開発や行政の関係者にも衝撃が広がった。

 都市開発の一宮信牲社長は午後3時半ごろにインターネットのニュースで徳島店の閉店を知り「ショックで頭が回らなくなった」。程なく徳島店を経営するそごう・西武の執行役員の訪問を受け「赤字を打開しようとしたものの、存続の可能性が見いだせず、断腸の思い」などと説明された。

 遠藤彰良市長も市役所で執行役員からの報告を受けた。「突然の発表に驚いている。非常に残念だ。今後の対応については地域経済への影響を考え、早急に検討していく」とコメントした。

 県は商工労働観光部が今後の対応を協議。商工政策課の担当者は「従業員や取引先への支援を含め、早急に対応策を考えなければならない」と語った。

 飯泉嘉門知事は「開業以来36年間にわたり県の商業の顔として県勢発展に寄与しており、営業終了は残念。そごう・西武には、雇用や経済をはじめ地域への影響を最小限にとどめるよう強く望む」とした。

 アミコビルは、徳島市が市立木工会館(福島1)の移転先に決めている。市経済部は「そごう徳島店が閉店しても移転方針に変わりはない」とした。