子ども向けの露店を復活させる四宮さん(右)ら有志=鳴門市撫養町斎田

 鳴門市撫養町黒崎の宇佐八幡神社で13日に開かれる秋祭りに、昔ながらの遊びが楽しめる露店が十数年ぶりに復活する。地元の若者らが、地域のにぎわいを取り戻そうと企画した。

 露店を出すのは、住民グループ「鳴門縁の会」や大道銀天街の納涼市実行委員ら30~40代の有志15人。1回100円で楽しめる輪投げやくじ引き、紙芝居などの5店を社務所内や境内に設ける。

 神社総代らによると、30年ほど前までは参道の両脇に露店がずらりと並び、大勢の家族連れでにぎわった。しかし、少子化の影響などで店は次第に減り、10~15年前に1店も出なくなった。

 縁の会の四宮弘貴会長(37)=撫養町斎田、保険代理業=が「幼い頃にわくわくした秋祭りの雰囲気を、今の子どもにも味わってほしい」と、宮司や総代に相談して復活させることにした。来年以降も続ける。

 露店の営業は午後5~8時。

 午後7時からは、女性だけで神前に供物をささげる県指定無形民俗文化財の神事「お御供」が行われる。15日の本祭りは、みこし渡御がある。