愛知県内の飼育豚全頭へのワクチン接種実施を表明し、取材に応じる大村秀章愛知県知事=15日午前、愛知県公館

 愛知県の大村秀章知事は15日、豚コレラの感染拡大を防止するため、県内の飼育豚全頭へのワクチン接種を実施すると表明した。同日改定される防疫指針に基づき接種プログラムを国に提出し、10月下旬に接種を始める予定。愛知県は、農林水産省が選定した接種推奨地域10県の一つ。

 県公館で取材に応じた大村知事は「全ての関係者にとって苦渋の決断だ。風評被害が起こらないよう全力を挙げる」と話した。

 県によると、対象となる豚は199農場の約27万頭。豊田市など野生イノシシの感染が確認された地域から作業を進め、全頭の接種には1カ月程度かかる見込み。