勝浦、上勝、佐那河内3町村の非常備消防の解消に向け話し合う出席者=徳島県庁

 徳島県東部地域の消防の広域化について考える検討会の初会合が15日、県庁で開かれ、勝浦、上勝、佐那河内3町村の常備消防がない状況の解消に取り組むことを決めた。今後、県と関係市町村で作業部会をつくり、具体的に協議する。

 徳島、小松島、勝浦、上勝、佐那河内の各市町村長ら11人が出席。県の担当者が全国で常備消防がない自治体は徳島、和歌山など7都県の計29町村(島しょ地域含む)と少ないことを紹介し、常備消防がない地区の解消が急務だと説明した。

 出席者からは「住民サービスを低下させずに広域化を図るには財政面が大きな課題だ」などの意見が出た。

 作業部会では、県と各市町村の実務担当者で消防庁舎の配置や常備消防の空白地区の解決方法、財政負担の割合などを検討する。部会の設置時期は未定。

 県は3月に県消防広域化推進計画を改定。県内13消防本部を1消防本部にすることを掲げ、県内を5ブロックに分けて広域化を推進している。県東部を除く4ブロックについても、ブロック単位での救急車の共同運用など連携強化に向けて検討を進める。