都市対抗野球の日本製鉄広畑戦に先発したJFE西日本・河野=7月、東京ドーム

武岡龍世

平間隼人

上間永遠

岸潤一郎

 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が17日午後5時から東京都内のホテルで開かれる。アマチュア球界一の豪腕として注目される岩手・大船渡高の佐々木朗希投手は日本ハム、ロッテ、西武が1位指名を明言しているほか、ソフトバンクなどの指名も予想され、多数の球団による抽選となることが確実だ。

 今夏の甲子園大会で準優勝した石川・星稜高の奥川恭伸投手はヤクルトが1位指名を公表しており、巨人などと競合になる可能性がある。明大の森下暢仁投手も即戦力の呼び声が高く、広島が1位指名を明言。中日は、今春の選抜大会を制した愛知・東邦高の石川昂弥内野手を指名する方針を明らかにした。

 徳島・鳴門高出身でJFE西日本の河野竜生投手も、即戦力左腕として1位指名が予想される。最速150キロ超の直球と変化球を組み合わせた投球術に優れ、都市対抗野球などで実績を積んだ。1位指名されれば、平成以降の県関係選手では潮崎哲也、川上憲伸、服部泰卓の3投手に続き、4人目となる。

 徳島県関係では社会人の河野竜生投手のほか、高校日本代表として今夏のU18(18歳以下)ワールドカップメンバーに名を連ねた鴨島一中出身で八戸学院光星高(青森)の武岡龍世内野手の指名が有力視されている。177センチ、77キロ。今夏の甲子園では本塁打を放つなど打撃センスが良く、50メートル5秒9の俊足と安定感抜群の守備も評価が高い。

 池田高の白川恵翔投手も注目。178センチ、82キロの速球派右腕で、同校出身で巨人の水野雄仁1軍投手コーチをほうふつとさせることから「阿波の金太郎2世」と評される。

 四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス(IS)からは上間永遠、竹内裕太、森祐樹の3投手と鳴門渦潮高出身の平間隼人、岸潤一郎の両内野手の名前が挙がる。いずれも育成枠を含め、指名が期待される。

 徳島1年目の上間は直球、変化球のどちらでも空振りを取れる本格派右腕との呼び声が高い。今季、最多タイの8勝を挙げた竹内は力のある直球が武器。森はインコースへの強気の投球を持ち味としている。

 徳島5年目の平間は今季、リーグトップの43盗塁を決め、巧打が光った。明徳義塾高出身の岸も走攻守の三拍子がそろい、チームの独立リーグ日本一に貢献した。

 1位指名は入札抽選制で、競合した場合はくじ引きを行い、全球団が確定するまで繰り返す。2位は今年のレギュラーシーズン下位球団からの指名となり、今年の優先権を持つセ・リーグの6位ヤクルト、パ・リーグの6位オリックスの順となる。3位指名は逆の順番で、その後は交互に繰り返して続ける。