コンビニ大手セブン―イレブンで8日から、スペイン・バスク地方風のチーズケーキ「バスクチーズケーキ」の販売が始まりました(沖縄除く)。ライバルのローソンがバスク風チーズケーキ「バスチー」を発売してから半年余り。大ヒットして売り切れ店が続出した「バスチー」を上回る商品となっているのでしょうか。早速、試食してみました。

 セブンイレブンの「バスクチーズケーキ」は直径7センチ弱。6センチ弱の「バスチー」よりも一回り大きく、高さも「バスクチーズケーキ」の方が少し大きいです。その分、税込価格は「バスチー」の215円に対して「バスクチーズケーキ」は257円、カロリーも「バスチー」の260キロカロリーに対して「バスクチーズケーキ」が360キロカロリーと高くなっています。

 「バスクチーズケーキ」にはフランス産のクリームチーズと北海道産の生クリーム、牛乳、臭みが少なくお菓子に適しているという「エグロワイヤル」の卵といったこだわりの素材が使われています。このあたりは、クリームチーズと牛乳、北海道産生クリームなどが使われている「バスチー」に対抗して、より高級感のある食材を使ったのかもしれません。

 肝心のお味はどうでしょうか。「とろけるようななめらかな食感に焼き上げた」とPRされている「バスクチーズケーキ」ですが、「バスチー」よりも食感がしっかりとしています。一方、味わいは「バスクチーズケーキ」の方が濃厚で、チーズや生クリームの豊かな風味をより楽しむことができます。記者は少し甘味が強いと感じましたが、このあたりは個人の好みかもしれません。

 バスクチーズケーキを日本に広めた東京・白金の「GAZTA」の商品と比べれば、なめらかさでは「バスチー」、濃厚さでは「バスクチーズケーキ」の方がより近いかもしれません。表面の焦げ目をカラメルで擬似的に再現している「バスチー」と比べ、きちんと焼き色を付けている「バスクチーズケーキ」の方が素材本来の味がしますが、このカラメルが好きだという声もあるようです。

 日経MJが選ぶ「2019年上期ヒット商品番付」で「バスチー」が前頭に選ばれるなど、まだまだ根強い人気のバスク風チーズケーキ。徳島のケーキ店でもラインナップに加えるところが増えてきており、既に定番になっているのかもしれません。「バスクチーズケーキ」にも「バスチー」にもそれぞれ異なる魅力がありますので、ぜひ一度、食べ比べてみてはいかがでしょうか。(R)