大塚国際美術館のシスティーナホール=鳴門市

 都道府県別魅力度ランキングを毎年公表している民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)は17日、2019年の調査結果を発表した。徳島県は44位で昨年の46位から順位を二つ上げた。研究所は、鳴門市の大塚国際美術館が昨年末のNHK紅白歌合戦で生中継の舞台となって知名度が上がったことなどが要因とみている。

 調査は6~7月、インターネットで認知度や魅力度など84項目についてアンケートを行い、20~70代の男女3万1369人から有効回答を得た。

 項目別では「魅力的な美術館、博物館がある」が全国19位(前回31位)と上昇。「人のよさやおもてなしがよい」は8位(31位)、「買いたい土産、地域産品がある」は36位(44位)とそれぞれ順位を上げた。

 徳島市の阿波踊りを巡る混乱が影響したとみられる項目もあった。「魅力的な伝統芸能、祭り、イベントがある」は7位(8位)と上位につけた半面、県のイメージとして「住民参加の地域」が29位(3位)で大きく順位を下げた。研究所は「阿波踊り問題のいざこざがマイナスイメージにつながり、この項目を押し下げたのではないか」と分析する。

 「観光にぜひ行ってみたい」「魅力的な温泉やレジャー施設などがある」「歴史上の人物、著名人などにゆかりがある」はいずれも40位台だった。

 全国1~3位は昨年と同じで、北海道、京都府、東京都の順。最下位は茨城県で7年連続となった。