指名を喜ぶ祖父弘司さん(中列右端)、祖母ミチ子さん(後列右から3人目)ら=吉野川市鴨島町鴨島

 プロ野球のドラフト会議があった17日、徳島県吉野川市鴨島町出身で八戸学院光星高(青森)の武岡龍世選手(18)=鴨島一中出=の親戚宅(同町)には、祖父母ら14人が集まり、会議の様子をネット中継で見守った。会議が始まって1時間半。ヤクルトの6位指名で武岡選手の名前が呼ばれると、大きな歓声が上がった。

 共に耳が不自由な祖父弘司さん(82)と祖母ミチ子さん(80)は「かわいい孫がプロ野球選手になれるとは。うれしい」と手話で応えた。武岡選手の影響で野球を始めたといういとこの鴨島小3年森本蒼士君(8)は「龍世君みたいになれるよう、練習を頑張りたい」。

 武岡選手は小学生の時に地元の鴨島バッファローズに入り、ピッチャーやショートで活躍した。プロ入りの夢をよく語っていたといい、当時監督を務めた山賀太郎さん(51)=鴨島町鴨島、鴨島児童館館長=は「徳島の野球少年に夢を与えられるようなプレーを」と目を細めた。