日本ハムから1位指名を受けJFE西日本のチームメートに胴上げされる河野投手=17日広島県福山市

 徳島県鳴門市出身の河野竜生投手(21)=JFE西日本、鳴門高出=は日本ハムから1位指名を受けた。広島県福山市の会見場で歓喜の瞬間に立ち会った父幸政さん(49)、母飛鳥さん(48)らから祝福の言葉が相次いだ。

 幸政さんと飛鳥さんは、会見場近くの別室でドラフト中継を見守った。自身も中高時代に野球に打ち込んでいた幸政さんは「プロ野球選手になるのは親子の夢だった」と感無量の様子。選手育成に定評のあるチームからの指名に「球団に恵まれた」と安堵した。

 上位指名が予想されていたとはいえ、名前を呼ばれるまで「息が詰まるような時間だった」と飛鳥さん。河野投手が三つ上の兄祐斗さん(24)と一緒にキャッチボールをしていた光景が心に浮かんだといい、「体に気を付けて、また一から頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 一方、鳴門高校で河野投手とバッテリーを組んだ佐原雄大さん(21)=藍住町東中富、会社員=は「一緒に頑張った仲間がプロに行くのは本当にうれしい」。自宅でテレビ中継を見ながら、自分のことのように喜んだ。

 ドラフト会議前日の16日、河野投手から「いよいよ明日や」と電話があった。佐原さんは「早く会っておめでとうと言いたい」と声を弾ませた。