明治安田J2第37節第1日は19日、埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場などで4試合が行われ、徳島ヴォルティスは3-2で大宮に競り勝った。通算成績を17勝10分け10敗の勝ち点61とし、暫定順位を今季最高となるJ1参入プレーオフ(PO)圏の6位に上げた。
2-2で迎えた後半28分、徳島は野村の縦パスを後方から走り込んだ内田裕が右足で決めて勝ち越した。
前半立ち上がりから大宮のプレスに苦しんでサイドや前線にうまく配球できない中、19分にCKから石井が今季初ゴールを決めて先制。3分後、中盤でボールを失い、そのまま持ち込まれて同点に追い付かれたが、45分に岸本がゴール前に切り込んだ後のこぼれ球を野村が右足で決め、2-1で折り返した。後半25分にCKから失点して再び追い付かれたものの、粘り強くボールを回して攻め込み、内田裕の決勝点につなげた。
次節の徳島は27日午後2時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで7位の水戸と対戦する。
徳島 3-2 大宮
前2-1
後1-1
【得点者】徳島=石井秀典(前半19分)、野村直輝(前半45分)、内田裕斗(後半28分)
大宮=ダヴィッド バブンスキー(前半22分)、酒井宣福(後半25分)