日本代表の健闘をたたえる観客=徳島市のNHK徳島放送局

 ラグビーW杯決勝トーナメントで日本が南アフリカに敗れた20日、パブリックビューイング(PV)が行われた徳島市のNHK徳島放送局では、約310人が声援を送り、「桜の戦士」の健闘をたたえた。

 日本は試合開始早々、南アフリカに先制トライを許したものの、田村優選手がペナルティーゴールを決めて2点差に。「いけるぞ」。PV会場のボルテージは一気に上がった。

 しかし、後半は一方的に追加点を奪われる苦しい展開。会場のファンは声援を送りながら祈るように画面を見詰めた。

 試合が終わると、会場からは大きな拍手が起こった。日本代表と同じデザインのユニフォームを着て応援した曽川光さん(22)=松茂町満穂、会社員=は「懸命なプレーに感動した。台風被害に見舞われた日本を元気にしてくれた」。仁宇拓夢さん(32)=徳島市上助任町三本松、教員=は「日本のラグビー史に新たな歴史をつくった」と話した。