船体の一部が浸水した泉州丸=21日午前9時50分ごろ、鳴門市沖の鳴門海峡(徳島海上保安部提供)

傾くセメント運搬船=21日午前11時ごろ、鳴門市沖の鳴門海峡(読者提供)

 21日午前9時ごろ、鳴門海峡を航行していた大阪市のセメント運搬船(199トン)から徳島海上保安部に「船体が傾いて転覆しそうだ」と118番があった。近くにいた漁船が、船長(60)ら乗組員4人を救助した。

 保安部によると、現場は鳴門市鳴門町の孫埼灯台から北西約1キロ。船はセメント363トンを積んでおり、船体が右側に約40度傾いて一部が浸水した。油の流出はない。

 岡山県倉敷市の水島港から松茂町の今切港に向かう途中だった。障害物との接触はなく、保安部は何らかの原因でバランスを崩したとみて調べている。