香港立法会で、「逃亡犯条例」改正案の正式撤回を表明する治安トップの李家超保安局長=23日(共同)

 【香港共同】香港の立法会(議会)で23日、治安トップの李家超保安局長が、4カ月以上続く抗議活動の発端となった4月提出の「逃亡犯条例」改正案について「政府の立場をより明確にするため、撤回を正式に宣言する」と表明した。政府トップの林鄭月娥行政長官は9月4日に改正案撤回を表明したが、デモ隊側の要求は普通選挙の導入など「五大要求」全ての実現にまで拡大しており、今回の正式撤回によっても抗議活動の収束は見通せない。

 一方、英紙フィナンシャル・タイムズは10月23日、関係筋の話として、中国政府が林鄭行政長官を更迭し、暫定の行政長官を据えることを検討していると報じた。