徳島県出身のシンガー・ソングライター米津玄師さんの最新シングル「馬と鹿」が、10月28日付のオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングとBillboard JAPANダウンロード・ソング・チャート「Download Songs」で1位になった。オリコンチャートでは配信スタートから8週連続で1位を記録していたが、日本中を熱狂させたラグビーW杯の会場で「馬と鹿」が流されるなどして関心が高まったことで返り咲き、通算9度目の1位を獲得した。

 「馬と鹿」は、社会人ラグビーを題材とし、元ラグビー日本代表選手の廣瀬俊朗さんも出演したTBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」の主題歌として起用された。ドラマ終了後もラグビーW杯の会場や、快進撃を続けた日本代表関連のニュースで繰り返し使用されるなど、激闘を繰り広げる選手たちの背中を押す楽曲として話題になっていた。

「馬と鹿」のジャケット

 日本ラグビー史上初となるW杯決勝トーナメント進出を成し遂げ、優勝候補の南アフリカ代表と死力を尽くして戦った準々決勝の試合終了後にも、最後の円陣を終えて大声援で後押ししてくれたスタンドのファンに感謝を伝える日本代表選手を、ファンとともにねぎらったのは「馬と鹿」。ノーサイドの精神を体現する一曲として日本中のファンの心に深く刻まれた。

 米津さんは南アフリカ戦終了後に自身のツイッターで「ドラマの主題歌という少し遠いところでですが、ラグビーというものに携わらせてもらって、その面白さに触れることができて本当によかったと思います。お疲れ様でした。大きな流れがまた次に続きますように。」とコメントし、日本代表の激闘をねぎらうとともに、楽曲を通じて競技に関われたことを感謝した。