【ドーハ共同】北アフリカのチュニジアの大統領選で当選した独立系の憲法学者カイス・サイード氏(61)が23日、就任した。任期は5年。サイード氏は就任演説で、既存政党の出身者ではない大統領らしい改革を目指すと強調し「新しい考え方に基づく真の革命だ」と述べた。

 チュニジアは2011年の民主化運動「アラブの春」で独裁政権が崩壊し、比較的順調な民主化プロセスから「アラブの民主化モデル」と呼ばれている。ただ経済低迷を受け、革命後に勢力を伸ばした既存政党が支持を失っており、サイード氏の当選につながった。

 サイード氏はイスラム教の保守的な立場の学者。