四国交通が導入したQRコード決済の専用端末。祖谷線の車内などで利用できる

 四国交通(三好市)は、路線バスなどの運賃支払いにQRコード決済システムを導入した。キャッシュレス決済に慣れた外国人観光客の増加に合わせ、利便性を高めた。バス車内でQRコード決済に対応するのは四国のバス会社で初めて。

 利用できるのは、路線バスの祖谷線2系統と高速バスの神戸線。乗客が運賃を支払う際にQRコード決済を申し出ると、運転手が専用端末でQRコードを読み取る。

 阿波池田バスターミナルにも専用端末を設置。窓口では、QRコード決済で高速バスの大阪、神戸両線と、ボンネットバスで祖谷のかずら橋などを巡る定期観光バスの乗車券が購入できる。

 対応アプリは「LINEPAY」「Pay Pay」「ALIPAY」「WeChatPay」の4種類。「d払い」と「ORIGAMI PAY」にも近く対応する。

 四国交通によると、祖谷線は外国人の利用が多く「大歩危峡~かずら橋夢舞台」系統は昨年11月~今年7月の9カ月の乗客延べ1万8498人のうち58%が外国人だった。

 営業部の原田佳彦課長補佐は「キャッシュレスの手軽さをアピールし、外国人観光客を呼び込みたい」と話している。

 他路線への導入は未定。QRコード決済の利用状況を見ながら検討する。