鹿の間さん (画像提供:C Channel)

 韓国の“オルチャンメイク”、すっぴんから化粧後のふり幅が大きい“詐欺メイク”など、これまで様々なメイクが流行してきたが、次に来ると言われているのが“中国メイク”。メイクをバッチリ決めた中国美女のことは“チャイボーグ”と呼ばれ、まさにサイボーグのような洗練されたメイクがSNSで話題を呼んでいる。そんな中、日本にあるコスメでも実践できる“中国メイク”を発信しているのが、登録者数15.7万人を誇る美容系YouTuberの鹿の間さん(C Channel所属)だ。1998年生まれの21歳で、キリリとした印象の美人だが、女子高生時代には12kgのダイエットにも挑戦し、そのダイエット動画は181万回再生を記録して話題を集めた。そんな彼女に、ダイエットを決意したきっかけからメイク・ファッションにかける情熱まで語ってもらった。

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■“俺と同じ体重”父の一言に「とてつもないショックを受けた」

 そもそもの発端は高校卒業間際のこと。鹿の間さんが体重を量ってみたところ、60kgを記録(身長は163cm)。そして、その体重を耳にした父親に、「俺と同じ体重じゃん」と言われて大きなショックを受けたことが、ダイエットを始めるきっかけになったという。

「私を含めて、家族みんなが運動をしている家庭だったので、小さい頃から運動をすることは苦ではなかったです。小学校ではバレーボールとクラシックバレエをやっていました。一番長く続けたのがバレーボールで、中学までやっていました。でも、高校に入ってからは、アルバイトをしたかったので、帰宅部になりました。高校時代は、とにかくひたすら食べ続けていましたね」

 自身のYouTubeチャンネル「鹿の間」に投稿された動画では、当時の食生活を回想している。帰宅部となったものの、食生活は運動をしていたころと変わらない。朝食は自宅と学校で2回食べる、授業の合間には食堂に出向いてから揚げやポテトなどを間食、昼食は早弁をして昼休みに2回目のご飯を食べることもあったという。ダイエットを始めた鹿の間さんは、まずはその“食生活”を大きく改善させた。

「朝食にはグラノーラを食べて、昼食はおにぎりや小さなお弁当、そして夕食は小さなお茶碗に半分くらいの少しのご飯と、おかずも小さなお皿に軽く盛りつける程度にして、極力1日1200カロリー以内に抑えるようにしました」

 さらに運動にも力を入れ、毎日なわとびを最低500回は跳ぶようにして、同時に週3~4回のランニングも行った。8kmのコースをまず4km走って、折り返し地点からの帰りの4kmは小顔体操や腕回しをしながらウォーキングをしていたそうだ。

「なわとびとランニングを組み合わせて運動するのが私には合っていました。ランニングだけでは痩せないので、一緒にやったほうがいいです。やはり運動と食事制限を地道にこなしていくことが一番でした」と、鹿の間さんは振り返る。

 高校3年生の1月に始めたダイエットでマイナス5kgまで減り、それをその年の9月までキープした。「停滞期で体重が落ちずに、気持ちが沈んで泣いたりすることもあった」とのことだが、ダイエット継続のモチベーションをアップさせてくれたのは、好きな韓国女性アイドルの存在だった。

「韓国に旅行に行ったときに、たぶんモデルさんたちだと思うんですけど、すごくスタイルのいい女性の集団を見つけて。あんな風になりたいと思ったんです。当時、「TWICE」のオーディション番組も見ていて、細くてかわいい子がたくさん出ていて、『私もこの子たちみたい頑張ろう』と思っていました」

■顔の系統が似ているので、日本の女性は“中国メイク”を真似しやすい

 5kgの減量をしてからも、さらに2ヵ月間でマイナス7kg、計12kgの減量に成功したという鹿の間さん。ファッション系の専門学校で知識を深め、2018年からはYouTuberとして美容やファッションの情報を発信するようになり、中でも “中国メイク”を得意としている。

「AKB系列の中国バージョンの「SNH48」っていうグループに、キクちゃんというめちゃくちゃかわいい子がいて、その子にはまっちゃったんです。それと並行して、韓国のアイドルグループのメンバーとして活躍する中国の方に興味を持ち始めました。顔の系統が似ているんで、中国にどんどんはまっていきましたね」

「“中国メイク”の特徴としては、キリっとした印象のメイクが多いです」と鹿の間さんが語るように、“チャイボーグ”とSNSで検索すると、くっきりと華やかで、まるでサイボーグのように整った美しい顔立ちが並ぶ。眉山がカックンと落ちているキリっとした眉毛メイクが印象的だ。

「中国のSNSを見ると、キリっとしている人が多くて彫りも深めで、シェーディングでかなり影を作っています。肌はそんなに艶っぽい感じではないですが、アイメイクは派手。ピンクとか赤のアイシャドウをポイントで使っていたりします」

 日本のメイクと中国のメイクの親和性について尋ねると、「眉毛ですかね。韓国のメイクって、並行眉だったりする。でも中国は眉山が高めで、つり目っぽいんです。アイシャドウなど、コスメのデザインもかわいいブランドが中国には多いから、そういったところも含めて注目されている気がします。あと、中国の女性は奥二重の方が多いので、日本の女性も真似しやすいと思います」との答えが返ってきた。

 また、日本で“中国メイク”をYouTubeで紹介していくにあたっては、気をつけていることもいくつかあるそうで、「中国のSNSで使われている表現を、皆さんが参考にできるように言い回しを考えて伝えるようにしています。あとは、日本で買えるコスメでやること。薬局とかで売っているコスメで代用できるようにしています」と心掛けている点を教えてくれた。

「“メイクが上手になった”とか“痩せました”とか、参考にしてもらえていることを伝えてくれるのが、一番うれしい。動画を出してよかったなと思いますね。特にダイエットは本当に難しいから、『今まで3日坊主だったのに、動画のおかげで1ヵ月続いた』といった言葉が励みになっています。私としては登録者さんたちみんなでかわいくなっていきたいという強い気持ちがあります。だから、これからも洋服、ダイエット、メイクをメインにして発信し続けていきたいです」


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