世相や流行などを取り入れた作品が並んだやねこじき=2018年10月、阿波市市場町町筋の町筋商店街

 商店街の軒先に手作り人形を飾る阿波市市場町の伝統行事「やねこじき」が26、27の両日に開かれる。主催者が変わりリニューアルした今回は100点以上の作品が集まり、前回から大幅に増えた。27日には近くの市場交流防災広場で新たなイベントが予定されている。

 出展するのは市内外の約20団体。市場、阿波両町の4小学校の児童が作った人形もある。例年展示されていた町筋商店街だけでなく、近くの市場住民センター内にも飾る。作品の前に置かれたシールを集めると、景品と交換できるシールラリーを開く。

 市場交流防災広場には27の露店が並び、飲食物や手作り雑貨を販売する。特設ステージでは、吉野中の生徒による獅子舞や、阿波高ダンス部のパフォーマンスが披露される。

 やねこじきは昨年までの主催者が高齢化や後継者不足などを理由に継続開催を断念。町民有志が住民団体「やねこじき・de・町おこしの会」をつくり、運営を引き継いだ。

 町おこしの会の宗石圭子会長(72)=市場町尾開、市嘱託職員=は「年齢問わず楽しんでもらうため、たくさんの催しを企画した。多くの人に来てもらいたい」と話している。