フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ=阿南市大井町

 海を渡るチョウとして知られるアサギマダラが、徳島、阿南、鳴門、勝浦の4市町の畑に飛来した。

 徳島市では八万町下長谷の「秋田農園」敷地内の花畑を飛んでいるのが見られた。白や薄紫の花を咲かせるフジバカマの周りで、水色の美しい羽を広げて華麗に舞っている。

 阿南市でも、フジバカマが植わる大井町東平、農業井出達海さん(75)方の畑(約3アール)に2週間ほど前から飛来している。

 井出さんによると、多い日には100匹以上が飛び交い、群馬県渋川市の赤城自然園でマーキングされた個体もあった。

 鳴門市大津町木津野の前田久子さん(75)方の庭や勝浦町の生比奈小の花壇にも飛来している。

 アサギマダラは春に東北地方などへ北上して夏を過ごし、秋に沖縄や台湾に南下して越冬する。