徳島市の新町川公園一帯で15、16の両日に開かれる「はな・はる・フェスタ」(実行委、徳島新聞社など主催)のイベント《別表》が6日、徳島新聞社で開かれた実行委総会で決まった。恒例の阿波踊りのほか、開催20年を節目にグルメ企画を一新。阿波牛や阿波尾鶏、県内で水揚げされた魚介類の料理などがずらりと並ぶ。
 
 藍場浜公園で開かれる「とくしまグルメ横丁」は、10年続いたラーメン博覧会に代わる催し。15店が並び、阿波牛のローストビーフ丼やコロッケ、なると金時を飼料に使ったブランド豚「阿波の金時豚」の焼き肉丼、阿波尾鶏の唐揚げやカレーパンが味わえる。うどんやイチゴ大福なども提供される。

 しんまちボードウオークでは、魚料理を出す「うみいろダイニング」が催され、イセエビやアワビの料理をはじめ、海陽町産ブリの丼やステーキ、ウツボのにぎりずしが販売される。会場の釣り堀で釣ったアジやタイをその場で調理して味わうことができ、ナマコのつかみ取りもあるなど、体験型で楽しめるのが特徴だ。

 阿波踊りは、昼のステージに加えて、15日午後6時から同7時半まで、東新町アーケードで有名連が流し踊りを行う。エフエム徳島のライブでは、女優としても活躍するシンガー・ソングライター新山詩織さんや、県出身の歌手上野優華さんら4組が登場する。

 総会には委員ら23人が出席。実行委員長に徳島商工会議所の近藤宏章名誉会頭、副委員長にNPO法人新町川を守る会の中村英雄理事長と、徳島青年会議所の北島誠祐理事長を選んだ。

 問い合わせは徳島新聞社事業部<電088(655)7331>。