障子に影絵を映した空間芸術作品=神山町神領の劇場寄井座

 国内外の芸術家を神山町に招いて創作活動に取り組んでもらう「神山アーティスト・イン・レジデンス(KAIR)」の作品展覧会が27日、始まった。

 神領の劇場寄井座では、東京都出身の村上郁さん(37)が空間芸術作品を制作。神山中学校の生徒に作ってもらった装飾品と障子を使い、影絵を映した。

 大粟山の山頂付近には宮城県出身の狩野哲郎さん(39)がガラスや木材などを組み合わせた造形作品を展示。神領の旧名西酒造酒蔵では、オーストリア出身のリナス・リープラーさん(35)がからくりを施した6畳ほどの部屋を披露している。

 この日は作家が作品について解説するツアーがあり、約60人が参加。徳島大理工学部1年松岡敦嗣さん(19)は「自然や歴史ある建物の中で作られた作品を見るのは初めてで新鮮だった」と話した。

 鑑賞無料。11月10日まで(5~8日は一部施設が休み)。問い合わせは実行委<電088(676)1178>。