徳島県教委は28日、2020年度公立高校生徒募集定員を発表した。全日制の総定員は前年度より105人少ない5515人で、4年連続の減少となった。中学3年の生徒数(5月1日時点)が前年度比で162人減の6229人であることなどを反映させている。推計競争倍率は1・014倍。

 普通科の学区外流入率の緩和に伴い、第3学区(徳島市、5校)の学区外合格者の上限が23人増えて計127人になる。このため第3学区の定員は、徳島市と佐那河内村の中3生の減少数(計66人)を下回る40人減にとどめた。

 県外からの志願者の合格人数を制限しない那賀、海部、池田(本校、辻校、三好校)の3校2分校は、地元の中3生の減少数(計29人)と連動させず、前年度の定員を維持した。県外からの進学を増やし、生徒数の減少に歯止めをかける狙いがある。

 定員が減るのは9校10学科。徳島北・普通の40人減のほか、小松島、富岡東、板野、川島の普通が各10人減、小松島西・福祉、富岡東・商業、富岡西・普通、鳴門渦潮・総合、脇町・普通が各5人減となる。定員増の高校はない。

 特色選抜と一般選抜の募集定員の内訳は11月中旬に発表する。

 定時制の総定員は前年度と同じ370人。2次募集の有無の目安とする募集目標も、前年度と同じく▽徳島科学技術・機械類20人、工業技術類20人▽徳島中央・普通昼間午前60人、昼間午後30人、夜間20人▽富岡東・普通15人▽鳴門・普通20人▽名西・普通15人▽池田・普通10人―となっている。

 私立高3校も発表

 徳島県私立中学高校連合会は28日、私立3高校の2020年度生徒募集定員を発表した。徳島文理が300人、生光学園が200人、香蘭が150人で、いずれも前年度と同じ。