今季の意気込みを語った(右から)徳島・垂井、高知・山下、香川・三好、愛媛・福田の各主将=松山全日空ホテル

野球独立リーグの四国アイランドリーグplus(IL)と4球団は27日、開幕を前に松山市の松山全日空ホテルで会見を開き、徳島インディゴソックスは、今季から指揮を執る徳島の石井貴監督と垂井佑樹主将が、2年連続の独立リーグ日本一に向けて抱負を語った。

石井監督は「多くの投手が入団し、質の良い選手がそろった。今年はピッチャーを中心にした守りのチームになる」と話した。垂井主将は「チーム一丸となってリーグ優勝と独立リーグ連覇を目指す」と力を込めた。

他球団からのマークが厳しくなる中、チームは2月以降、海陽町でのキャンプなどで結束力を高めてきた。石井監督は「竹内(裕太)と鎌田(光津希)に注目してほしい。抑えを誰にするかで悩んでいる」などと投手陣の層の厚さを強調。一方で打線に不安があることも明かし、得点力が高まるまでは足を使い1点ずつ取っていくスタイルを目指すとした。

日本野球機構(NPB)入りも選手の目標になっており、垂井主将は「高いプロ意識で取り組み、NPB入りを目指す」とアピールした。

リーグは31日に開幕し、徳島は4月1日午後6時から、鳴門オロナミンC球場で香川との開幕戦に臨む。