消失前の首里城正殿=2019年7月、那覇市

 徳島県内に住む沖縄県出身者からも、首里城の焼失を嘆く声が聞かれた。

 沖縄県人会・徳島の金城清秀会長(45)=北島町中村、会社員=にとって、首里城は小学校の夏休みに宿題の絵を描いた思い出の場所。「復元後の2001年に訪れた時は荘厳で美しかった。もっと目に焼き付けておけばよかった」と焼失を悔やんだ。

 副会長の宮里昌宏さん(53)=徳島市川内町沖島、会社員=は「首里城は沖縄のシンボル。沖縄旅行に行く人には絶対に勧める場所」と話す。「こんなことになり、力が抜けてしまった。建て直すとしても数十年はかかるだろう。自分にできることをしたい」と肩を落とした。

 沖縄県人会は今後、募金活動など首里城の再建に向けてできることはないか考えていく。