徳島県内のほとんどの小中高校で10日、1学期の始業式があった。期待を胸に登校した児童や生徒は新たな級友や担任教師と顔を合わせ、新学年のスタートを切った。
徳島市の不動小学校では午前8時50分から体育館で式が行われた。2~6年生58人を前に、中山晃治校長が「大きな声であいさつし、先生の話をよく聞いて、けがのない一年にしましょう」と呼び掛けた。
各クラスの担任教師が発表された後、児童は教室へ。3年1組では、堀江徳美(のりみ)教諭が新しい教科書を配った。谷酒魁斗(たにさけかいと)君(8)は「割り算の勉強を頑張りたい。サッカーもうまくなれるよう練習する」と笑顔で話していた。