飯泉知事

 徳島市が新ホール事業の優先交渉権者を決めたことに関し、飯泉嘉門知事は1日の定例記者会見で「県と市の協議は無期限停止にする」と表明した。

 飯泉知事は、今回の交渉権者決定を県有地と市有地の交換契約前に市が土地利用を前提にした対応を進めているとし、「県議会から土地利用の慎重な判断や議会の意向を踏まえるよう求められている。(市の対応は)県議会に説明しようがない。(県土整備部長がコメントで表明した)遺憾の意は当然だ。(土地の)使用も認められない」と不快感をあらわにした。

 協議再開の条件については「市が考えること。県議会の意向、市議会の付帯決議に沿う必要がある」とし、「協議の場をやめるとは言っていない。あくまで停止だ」と述べた。

 さらに、知事は「ホールの候補地が徳島駅西など二転三転する中で、県として支えてきた。しかし、市議会の付帯決議もあるのに、こんなことになると思っていない。それを支えてきた知事、私はあほだ。行政マンとして初の経験だ」と批判の言葉を続けた。

 センター跡地の3分の1は県有地が占め、県と市は市有地との交換を前提に協議中だった。