飯泉知事(左)にとくしまマラソンの感想などを話すキプサング選手=県庁

 とくしまマラソン2018の男子総合1位に輝いた招待選手のウィルソン・キプサング・キプロティチ選手(ケニア)が27日、県庁に飯泉嘉門知事を表敬訪問した。

 キプサング選手は「地元の人の声援もあり、最後まで良いペースで走り切れた。また来年も参加したい」とあいさつ。後夜祭などでサインや写真撮影に応じて、母国の貧困家庭支援に役立てるチャリティー金を募り、約15万円が集まったことも報告した。知事は「今後ますますの活躍を期待している」と話した。

 キプサング選手はロンドン五輪銅メダリスト。とくしまマラソンは初出場で、2時間19分35秒でゴールした。4月2日まで徳島に滞在し、観光や中学校での陸上指導などを予定している。