大敷網にかかった魚を水揚げする漁師=海陽町沖

 大型の定置網を使って大量の魚を狙う伝統の「大敷網漁」が海陽町沖で始まり、港が活気づいている。

 鞆浦漁協の組合員15人が漁船2隻に分かれて午前6時ごろ出港。約1キロ沖合のポイントに仕掛けていた大敷網(全長約1600メートル、幅約80メートル、深さ約40メートル)を引き上げた。アジやタチウオなどが水しぶきを上げながら現れ、漁師は玉網で選別した。

 この日の水揚げは例年並みの約1トン。主に関西方面へ出荷される。漁期は来年7月20日まで。ブリなどが取れる3~5月の最盛期には、多い日で約24トンの水揚げがある。

 希望者は乗船して漁を見学できる(有料)。問い合わせは鞆浦漁協<電0884(73)0011>。