県代表として全国大会に出場する海陽町女性消防隊=海陽町の阿波海南文化村

 海陽町内の女性でつくる海陽町女性消防隊が、13日に横浜市で開かれる第24回全国女性消防操法大会に徳島県代表で出場する。メンバーによると、2005、09年に続いて今回が3回目の出場。仕事を終えた後、チーム一丸となって訓練に打ち込んでいる。

 女性消防隊は町内の会社員や町職員ら30人で構成する。女性だけの消防隊は県内でも数が少なく、県消防協会の推薦で全国大会への出場が決まり、選抜された7人が5月から練習を始めた。

 大会は2年に1度開かれ、都道府県ごとに7人が出場する。軽可搬ポンプからホースをつなぎ、約60メートル先の二つの火点(直径50センチ)に向けて放水する技術を競う。タイムや正確性、安全性などが評価対象となる。

 練習は週2回、午後6時から2時間程度行っている。仕事や家事で忙しい中、同町の阿波海南文化村の駐車場に集まり、海部消防組合海南消防署の署員の指導の下、本番さながらの訓練に取り組んでいる。

 メンバー7人のうち5人が初出場。号令を掛けるなどの役割を担う指揮者役の小林愛さん(39)=同町宍喰、飲食店経営=は「隊員の士気を上げることができるポジションでやりがいがある。入賞を目指したい」と話す。

 隊長の乃一美恵さん(62)=同町四方原、パート従業員=は「集まるのが難しい中、練習に取り組んできた。『ワンチーム』で頑張りたい」と意気込んでいる。