昨年6月に親族宅に放火したなどとして、現住建造物等放火や住居侵入などの罪に問われている阿南市柳島町南高川原、建設作業員の被告(23)の裁判員裁判の初公判が7日、徳島地裁であり、被告は起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「十分な収入が得られず、バッテリーや金属を盗んで売っていた。叔母と叔父の家の敷地から金属くずなどが見つからず、ストレス発散のため新聞紙に火を付けた」と指摘した。

 弁護側は「職場関係者らに借金を負わされ、金策が必要だった。犯行は学習障害や発達障害の影響がある」と述べた。

 起訴状によると、昨年6月3日午後3時半~55分ごろ、阿南市那賀川町の親族宅の敷地に侵入。敷地にあった新聞紙にライターで点火し、木造平屋(約91平方メートル)を全焼させるなどしたとしている。