徳島県の飯泉嘉門知事は8日の定例会見で、徳島市の新ホール事業を巡る県市協議の停止に関し、後藤田正純衆院議員(徳島1区)が「知事が嫌がらせをしている」などと主張していることについて「門外漢の人が言うのはどうか」と不快感を示した。後藤田氏は「言い訳をせず、(県有地を有効利用するための)具体的な対案を示すべきだ」と反論している。

 知事が市との土地交換協議を無期限停止としたことについて、後藤田氏は会員制交流サイト(SNS)で「市文化事業への介入、妨害」「優越的地位の乱用」などと批判している。

 会見で知事は「本人がどうこういうのは自由な話」とした上で、「県と市の話。それ以外のところから出てきて、正当な手続きで進めているものについて門外漢が言うのはどうなのか」と話した。

 これに対し、後藤田氏は「政治は具体的な政策だ。言い訳する前に、ホール予定地の3分の1に当たる県有地の有効利用について、具体的な対案を今すぐご披露いただきたい」とコメントした。