鳴門市が、地域の魅力をPRするため写真共有アプリ「インスタグラム」で募集していた写真・動画コンテスト「Narustagram(ナルスタグラム)」の入賞者が決まった。写真の部は「なると金時を食べる女の子」、動画の部は「トリーデなると空撮」がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。
写真の部には372点、動画の部には33点の応募があった。市戦略企画課内での1次審査、市幹部らによる2次審査を行い、「鳴門らしさが表現され、イメージアップにつながる」ことをポイントに選定した。
「なると金時を―」は、前髪を切りそろえた女の子がなると金時を頬張るかわいらしい瞬間を捉えている。編集で光の加減を変えるなどしている点が「おしゃれでインスタ感がある」と評価された。
「トリーデなると―」は、小型無人機ドローンを使って旧県立鳥居記念博物館跡の交流拠点「トリーデなると」(同市撫養町)や周辺の街並みを撮影して加工した。斬新な視点で色味や再生速度などにも工夫があり、「こだわりが感じられる」として選ばれた。
投稿者の名前は公表されていない。
写真、動画の部で入賞した各8作品は、市ホームページ内のサイト<http://www.city.naruto.tokushima.jp/promotion/narustagram/>に掲載されている。インスタグラム内の市公式アカウント<narutocity_official>でも作品の一部が観賞できる。
市は本年度中に、2回目のナルスタグラムを予定している。