ベルリンの壁崩壊から30年を迎え、保存されている壁にバラの花を手向ける人たち=9日、ドイツ・ベルリン(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】東西冷戦の象徴だったベルリンの壁が1989年に崩壊して9日で30年を迎えた。ベルリンではドイツのメルケル首相が記念式典に出席。当時を振り返り、人々を分断する壁がどれだけ高くても「打ち破れる」ことを示したと訴えた。壁崩壊は89年末の冷戦終結宣言や90年の東西ドイツ統一につながる歴史の転機となったが、同国では反移民・難民の排外主義が台頭し新たな分断が拡大、東西の格差が残るなど問題が山積している。

 ベルリンでは9日、メルケル氏が壁の跡地を訪問した。