外国人(手前右)から困り事を聞き取る相談機関担当者ら=徳島市のとくしま国際戦略センター

 大規模災害時の外国人支援を目的とした訓練(県、県国際交流協会主催)が9日、徳島駅クレメントプラザ内のとくしま国際戦略センターであり、外国人や相談機関担当者、通訳ボランティアら約130人が対応を確認した。

 南海トラフ巨大地震の発生を想定し、外国人相談センターや避難所を開設。避難所では災害状況や交通、医療機関の情報を多言語に翻訳して発信した。

 参加者は避難者役の外国人から「友人の安否が分からない」「保険証なしで診察を受けられるか」などの困り事を聞き取った。高松出入国在留管理局など9機関もブースを設け、生活再建などの相談を受け付けた。

 中国語の通訳に当たった坂部由香里さん(53)=徳島市鮎喰町2、一般財団法人臨時職員=は「避難情報が届きにくくなるのを心配する外国人は多い。万が一の時は積極的に支援したい」と話した。