徳島市の藍場浜公園一帯で15日開幕した「はな・はる・フェスタ2017」(実行委、徳島新聞社など主催)は午後も阿波踊りやダンスコンテストなど多彩なイベントがあり、約12万人の人出でにぎわった。
恒例の「春らんまん阿波おどり」には、県阿波踊り協会と阿波おどり振興協会の有名連8連が出演。勇壮な男踊りやしなやかな女踊りを披露し、桟敷を埋めた観客を魅了した。終演間際には観客も演舞場に下り、踊り子と一緒に踊りを楽しんだ。
夜には、有名連が東新町アーケードで踊る初企画「流しおどり」が行われた。
相模原市から知人2人と訪れた佐藤仁さん(60)は「一度本場の踊りを体感したかった。迫力と活気がすごくて心が騒ぐ」と喜んでいた。
会場ではこのほか、小学生らが出演したフレッシュダンスコンテストや美波町無形文化財「吹筒花火」などもあった。
16日はエフエム徳島スペシャルライブや県産食材のグルメイベントなどが開かれる。