大学入学共通テストの国語と数学に導入される記述式問題を巡り、萩生田光一文部科学相は12日の閣議後記者会見で、採点の質を向上させるため、退職した教員に協力を求めることを検討していると明らかにした。

 共通テストの本番では、大学入試センターの委託先企業が実際の採点に当たる。萩生田氏は「業者任せではない、文科省として質を高める一つの方策として検討したい」と説明。退職教員に実際の採点作業に携わってもらうことも念頭に置いた発言とみられる。

 委託先企業による採点作業は複数人。アルバイトが含まれる可能性があり、「1人は正規(職員)を付ける」と企業に提案する考えも示した。