高波による土砂流出で2015年から不通が続くJR北海道の日高線鵡川―様似(116キロ)について、沿線7町の町長は12日、バス転換に向けた同社との協議を年度内に行うと決定、調整を経て廃線が正式に決まる見通しとなった。同区間は日高線の約8割に当たる。廃線が決定すれば、輸送客が少ないとしてJR北海道が代替交通を模索していた道内5区間では3例目。

 新冠町の鳴海修司町長は12日の臨時町長会議後の記者会見で「高波や台風の度に被災し、膨大な復旧費用が予想されることを踏まえた」と話した。7町の町長らは昨年7月から町長会議を重ね、慎重に審議。最終的に6町が廃止を容認した。