衝突した乗用車㊧とワゴン車=3月18日、鳴門市撫養町大桑島

 鳴門市撫養町の市道交差点で3月、介護施設の送迎ワゴン車に乗用車が正面衝突し、高齢者2人が亡くなった事故で、徳島地検が乗用車を運転していた83歳の男を過失運転致死傷罪で在宅起訴していたことが12日、分かった。

 起訴されたのは鳴門市鳴門町三ツ石の無職の男。起訴は10月7日付。

 起訴状などによると、男は3月18日午前8時45分ごろ、現場を時速約56キロで走行中、前方に停止している車を見つけ、誤ってアクセルを踏んで追突した。弾みで対向車線にはみ出し、送迎車と正面衝突した。

 この事故で、送迎車の後部座席に乗っていた同市撫養町大桑島の女性=当時(88)=と、男の車の助手席に乗っていた同町弁財天の女性=当時(84)=が胸などを強く打って死亡。男を含む4人が重軽傷を負った。

 地検は男を任意で捜査していた。事故車両のドライブレコーダーの映像などから、男がアクセルとブレーキを踏み間違えたのが事故原因としている。

 地検は男の認否を明らかにしていない。