“おバカ”役をちゅうちょなしに挑んだことを語った尾上松也 (C)ORICON NewS inc.

 歌舞伎俳優の尾上松也が13日、都内で行なわれたBS12トゥエルビドラマ『課長バカ一代』製作発表会見に登壇した。タイトル通り、劇中で“おバカ”っぷりをみせる主人公・八神和彦を演じた松也は、本業の歌舞伎が多忙を極めるなかでこの役を引き受けたことに「後悔してももう撮っちゃったので…でも後悔してないです」ときっぱり。「これだけバカっぷりを出すことに、何のちゅうちょもございません。基本的には私も普段バカ寄り、というかほぼバカなので、どちからというとこういった役のほうが性分にはあってると自負しております」と胸を張った。

【写真】キャスト陣出席!天使のはねを身に着けた若槻千夏やビシッとスーツ姿の永尾まりやも

 漫画雑誌『ミスターマガジン』(講談社刊)に1996年から2000年まで連載された野中英次氏による劇画タッチな絵とシュールな笑いがクセになるギャグマンガを実写化。家電メーカー『松芝電機』の社員で“課長補佐代理心得”というよくわからない肩書を持つ主人公・八神とその部下によるコメディー作品。

 個性的なキャラクターたちに扮した木村了、永尾まりや、板橋駿谷、武野功雄、市川左團次らキャストのなか、どこかチープな“天使”の衣装で現れた若槻千夏は17歳のときから原作を愛読してきたそうで「すきなマンガは『課長バカ一代』で統一してたらこの役がきました」と歓喜。「松也さんの顔芸がすごい。ある程度原作マンガで免疫をつけてたつもりだったのですが、原作を超える表情やバカさ加減を松也さんが出してくれてる。かなり最高。こんなにキャスティングが完璧なのはみどころ」と原作ファンとしても太鼓判。

 女子社員・小泉梨花子を演じる永尾まりやは「笑いをこらえるのが必死。松也さんがいつもふざけているので真面目な顔もふざけてるのかな?と普通のシーンでもまつやさんの顔を見て笑ってしまう…。人の顔を観て、NG出すのは初めて」と“真顔”さえもツボに入ってしまったようで「最終的にはレフ板でまつやさんの顔隠すっていう…」と苦肉の策を明かした。

 劇中では真顔のみならず変顔も披露しているという松也だが、特に監督から指示はなかったそうで「みなさんに『顔がうるさい』と言われるのですが不本意でして…。原作が無表情でそこが面白いのと思ったので、最初現場に入るときはすべてのハチャメチャなことを無表情でやろうと思ったんですけど…私の技術では表現することができず顔芸に逃げたと…。私としては非常に不本意です」と悔しそうだったものの、その表情もみどころとなりそうだ。


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