裁判員経験者と法曹三者の意見交換会が13日、徳島地裁であり、殺人未遂事件や監禁致傷事件などで裁判員や補充裁判員を務めた20~70代の男女7人が意見や感想を述べた。

 選任手続きや日程などをテーマに議論し、経験者からは「やって良かった」「刺激的で充実していた」と好意的な意見が相次いだ。「人の人生を左右するため、判決公判の日は体が震えた」と、判断を下す重さを語る人もいた。

 一方で「判例を基にするのであれば裁判員は必要なのか」と疑問を呈したり、「弁護側が証拠の映像を一部しか証人に見せず、被告に有利な証言を誘導しようとしていた」と批判したりする意見もあった。

 徳島地裁では制度が始まった2009年から今年8月末までに、補充裁判員を含めて646人が裁判員に選ばれた。意見交換会は12年から毎年行っている。