古典籍展観大入札会に出品される「石山切」=14日午後、東京都千代田区の東京古書会館

 国内最大級の古典籍オークション「古典籍展観大入札会」の報道陣向け内覧会が14日、東京都千代田区の東京古書会館で開かれた。平安期の料紙の美しさを伝える断簡「石山切」や、室町期から江戸中期にかけて極彩色で物語を描いた「奈良絵本」と呼ばれる作品群が公開された。約2千点が出品され、15、16日に同会館で一般公開される。入場無料。

 石山切は「西本願寺本三十六人家集」のうち「伊勢集」と「貫之集下」の断簡を指し、今回出品されたのは前者の1枚。仮名文字が記された紙には、銀泥で描かれたチョウや鳥があしらわれている。