趣向を凝らした手工芸品の数々に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

 第47回県手工芸展(県手工芸家協会など主催)が14日、徳島市のあわぎんホールで始まった。県内外から寄せられた押し花やソープカービングなど約360点が展示されている。16日まで。入場無料。

 第1席の文部科学大臣賞に選ばれた秋山精子さん(85)=阿波市市場町香美=の染織「七色の藍華」は、藍葉を使って薄紫に染めた絹糸を織り、着物に仕立てた。卓越した技術と格調の高さが評価された。

 このほか、阿波踊りの踊り子を描いたパッチワークキルトや鳴門の渦潮を表現した編み物などアイデアあふれる作品が並んでいる。石井町浦庄の佐藤美勝さん(77)は「完成まで根気の要る力作ばかりで本当にすごい」と話した。

 17~19日には鳴門市のキョーエイ鳴門駅前店で移動展があり、入賞作と協会理事らの作品約100点が展示される。