なぎなたで知人男性を切りつけたとして、暴力行為法違反と銃刀法違反の両罪に問われた東みよし町の無職の男(80)の論告求刑公判が14日、徳島地裁であり、検察側は懲役2年6月となぎなたの没収を求刑した。

 検察側は論告で「犯行は危険で悪質。被害者が受けた恐怖心の大きさは想像に難くない。『皮一枚が切れただけ』などと供述しており、反省が十分とは言えない」と指摘した。

 弁護側は最終弁論で「切りつけたのは1回にとどまった。高齢であり、長期間勾留されるなど社会的制裁を受けている」として、執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状によると、7月2日午前6時25分ごろ、東みよし町の民家敷地で、町内の60代男性の頭をなぎなた(刃渡り約35センチ)で1回切りつけるなどし、約7日間のけがを負わせたとしている。